その後、マリオはニューヨークのハイクラスの靴メーカーであるイ・ミラー社にデザイナーとして招かれ、コレクションに参加。 モード界のカリスマとしての存在を不動のものとする。 MARIO VALENTINO社のスタジオには、当時マリオがデザインした何百足もの靴が ガラスのショーケースに飾られている。それらは鮮やかな色、信じられないほど緻密な細工で、今身に着けても全く違和感はない。 それどころかむしろ、ニューラインナップのような錯覚さえ起こす靴の数々だ。