扱う製品が増え、事業が多様化するにつれて、MARIO VALENTINO社は、その家族が協力し合いそれぞれが仕事を分担するようになった。
マリオが「一番大切な協力者」と呼んだ妻のビアンカはレディス部門を切り盛りし、彼らの息子なども一丸となりMARIO VALENTINOブランドの経営に携わってきた。「MARIO VALENTINO」には、三つの経営ポリシーがある。まず、「無意味な拡張を抑えること」、二番目に「完璧に品質管理をすること」、そして、最後に「皮を扱う伝統的な職人を大切にすること」。
この確固としたポリシーを生かすため、デザイン面でも品質面でも、隅々まで管理の目が行き届くよう配慮している。